気管虚脱の外科治療で知っておくべきこと

内科治療がうまくいかない、もしくは重度の症状の場合に検討されます

手術中の死亡率や即時的に起きる合併症は
非常に稀です

咳が完全にはなくなりません。

治療は正常に近い生活を送ることが目的です。

気管虚脱の進行やステントの短縮、破損などがあります。いずれも再処置を行うことが可能です

非常に高い改善率

気管ステント手術とは

気管虚脱の他の手術にくらべても処置にかかる時間は圧倒的に短いです。

ステントのサイズ選びが最重要なのですが、サイズが決まってしまえば5分から10分ほどで終わる処置となります。

気管チューブという麻酔時に気道を確保するチューブを介して処置を行います。

ステントの位置が決定したら、ステントを展開させて処置完了です。

気管虚脱の治療では診断がとても大切です。

咳の診断には多くの検査機器が必要なことがあります。

同じ症状でも病気は沢山です。

もちろんレントゲンのみで診断可能な場合も多いですが、
そうじゃないこともまた多いのです。

手術の内容確認および麻酔前検査

日常生活

散歩は首輪は中止して胴輪で行ってください。

オーバーヒーティングや呼吸に負荷のかかる運動は避けてください。

手術・処置開始(麻酔含め1時間程度)

おおよそ3日間程度の入院

通常呼吸状態が落ち着いている状態でしたら概ね3日間程度の入院になります。

症状によっては長くなる場合もあります。

当院での可能な検査

CT検査

X線検査

X線透視検査

血液ガス検査

気管支鏡

検査費用・手術費用

スクロールできます
単純レントゲン検査
吸気・呼気時のレントゲン検査
計三枚
7,500
CT検査(無麻酔)20,000
血液ガス検査6,000
スクロールできます
CT検査20,000
レントゲン透視検査
(気管サイズ測定)
20,000
気管支鏡検査20,000
気管支洗浄15,000
スクロールできます
気管ステント手術650,000700,000

よくある質問

Q . 気管虚脱の治療方法は?

A . まずは内科処置が基本です。運動制限や咳のコントロールを行います。治療に反応しない許容できない咳や呼吸困難の場合、外科処置が検討されます。

Q . 内科治療の具体的な方法は何ですか?

A . オピオイド系の咳止めが主な治療薬となります。 併発して心疾患や呼吸器疾患がある場合はそちらの治療薬も必要になります。二次感染を防ぐための抗生物質や気管支拡張薬を使用するケースもあります。

Q . 他の病気との併発はありますか?

A . 犬種的に僧帽弁閉鎖不全症などの心疾患や肺炎、気管支炎などの呼吸器疾患を併発しているケースが多く見られます。

Q . 当院での気管虚脱、その他の呼吸器疾患の診断について

A . 一般的には吸気時および呼気時のレントゲン検査で診断します。ただし、虚脱の形態が複雑なケースも多く見られ、水平方向に潰れるものはレントゲンで判断できるケースもあるが、垂直方向に虚脱をするケースの場合は診断が難しい場合も多いです。当院では外科的治療を検討するケースも多いため、CT検査、および気管支鏡検査、CアームによるX線透視下による診断を合わせて行います。実際レントゲン検査のみで気管虚脱ではないと言われてもCT検査では明らかに虚脱があるケースも非常に多いです。

Q . 内科治療によるコントロール治療が難しい場合は?

A . 当院では主に気管ステントをおこなっております。頸部気管および胸部気管ともに適応可能で、切開を伴わないため非常に短時間で終わる処置です。

Q . 気管ステントとは何ですか?

A . 生体に安全な特殊な金属の網で気管を内支えるインプラントを設置します。狭くなってる気管を内側から押し広げることにより気道を確保します。

Q . 気管ステントとは手術ですか?

A . 手術の定義にもよりますがメスを使ったり皮膚を切ったりの処置は行いません。麻酔下で行います。

Q . 処置時間はどのくらいですか?

A . 処置自体は10-15分程度です。ただし処置前の確定診断やインプラントのサイズ選択を同時に行う場合はその検査の時間がかかります。麻酔開始から目が覚めるまで1時間くらいになります。

Q . 緊急で処置は可能ですか?

A . 通常は気管虚脱の診断をおこない、ステントサイズの選択をおこない、適切なサイズを注文したから手術の予定を決めます。しかし、緊急で処置が必要な場合も多いため気管虚脱のケースの9割ほどをカバーできるステントの種類を準備しております。当日の処置も可能なことが多いのでまずはご相談いただければと思います。

Q . 治療のゴールは?

A . 気管虚脱の治療のゴールは咳をゼロにすることではありません。通常の生活を行うことができる呼吸状態をつくることです。残念ながら処置を行っても咳は大幅に改善するケース多いものの完全には咳がなくならないケースがあります。

Q . 費用はいくらですか?

A . 処置自体で65-70万くらいです。前後の検査内容により増減する場合もあります。

Q . 気管ステントの実績はありますか?

A . 現在世界的には外科的介入が必要な場合の第一選択となる処置です。日本では気管外インプラントが多く選択されるケースがあるものの、処置の侵襲性や適応できる症例が多いのが気管ステント処置になります。

Q . 気管ステントの合併症はありますか?

A . 処置後の起こりうる合併症はインプラントの破損、ステントのサイズを上回る気管虚脱の進行、肉芽組織の増生などが主なものです。手術中の期間ステントに起因する死亡率は極めて低いものです。

Q . 手術中の死亡率は?

A . いくつかの大規模なデータがあるものの0-7%と言われてます。治療実施時の肺炎等の症状があるケースだとリスクが高くなる傾向にあります。

Q . ステントが破損した場合は?

A . インプラントの破損や進行性の合併症が起きた場合は、改めてステントを行うことが可能です。

Q . 肉芽組織の増生が起きた場合は?

A . 内科治療による増生のコントロールや再ステントによる治療を行います。

Q . 気管外インプラントとの違いは何ですか?

A . 気管外インプラントは適応可能な場所が頸部気管に限定されます。また、気管周囲に設置を行うため、手術中に気管周囲の血管および神経の保存が非常に重要です。また、多くの場合インプラント自体を自作で製作を行う必要があります。治療の成功のためには外科医の熟練度が非常に重要な処置となります。

気管ステントのメリット
  • 手術時間が非常に短い。(数時間か数十分かの違い)
  • 治療可能場所→頸部気管・胸部気管・気管支まで設置可能。(気管外インプラントは頸部気管のみ)
  • 費用は病院によります。
  • 設置するインプラント自作かFDA承認か。
  • 予後処置する外科医の差が少ない。

メリットとしては上記が挙げられます。

治療の流れ

一般状態の確認・身体検査

内科治療スタート

お支払方法について

咳のスコア表

来院時の咳の状態を伝える上でご利用ください。

エルムス動物医療センター柏の葉

エルムス動物医療センターららぽーと柏の葉院は最新のCT機器を備えた動物病院です。
年末年始を除く年中無休で診察をしております。病状を伝えられないペットたちにとって、早期発見・早期治療は重要なポイントです。
当施設内では検査から治療 / 手術まで“その場で解決すること”を目指しています。
院内にCT画像診断装置を保有しているため、高度な検査データをその場で診療に活かせます。検査データの有効活用や迅速な治療につなげることができます。

病院名エルムス動物医療センターららぽーと柏の葉
当院HP:https://eug.jp/kashiwanoha/
所在地〒277-0871
千葉県柏市若柴175
電話番号04-7137-0577
診療受付時間午前:10:00 – 12:00
午後:15:00 – 19:30
休診日年末年始 / ららぽーと柏の葉休館日

お問い合わせ

    任意お問い合わせ分野

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    気管虚脱の外科治療で

    知っておくべきこと

    内科治療がうまくいかない、もしくは重度の症状の場合に検討されます

    手術中の死亡率や即時的に起きる合併症は
    非常に稀です

    咳が完全にはなくなりません。

    治療は正常に近い生活を送ることが目的
    です。

    気管虚脱の進行やステントの短縮、破損などがあります。

    いずれも再処置を行うことが可能です

    非常に高い改善率

    気管ステント手術とは

    気管虚脱の他の手術にくらべても処置にかかる時間は圧倒的に短いです。

    ステントのサイズ選びが最重要なのですが、サイズが決まってしまえば5分から10分ほどで終わる処置となります。

    気管チューブという麻酔時に気道を確保するチューブを介して処置を行います。

    ステントの位置が決定したら、ステントを展開させて処置完了です。

    気管虚脱の治療では診断がとても大切です。

    咳の診断には多くの検査機器が必要なことが
    あります。

    同じ症状でも病気は沢山です。

    もちろんレントゲンのみで診断可能な場合も多いですが、そうじゃないこともまた多いのです。

    手術の内容確認および麻酔前検査

    日常生活

    散歩は首輪は中止して胴輪で行ってください。

    オーバーヒーティングや呼吸に負荷のかかる運動は避けてください。

    手術・処置開始
    (麻酔含め1時間程度)

    おおよそ3日間程度の入院

    通常呼吸状態が落ち着いている状態でしたら、概ね3日間程度の入院になります。症状によっては長くなる場合もあります。

    当院での可能な検査

    CT検査

    X線検査

    X線透視検査

    血液ガス検査

    気管支鏡

    検査費用・手術費用

    スクロールできます
    単純レントゲン検査
    吸気・呼気時のレントゲン検査
    計三枚
    7,500
    CT検査(無麻酔)20,000
    血液ガス検査6,000
    スクロールできます
    CT検査20,000
    レントゲン透視検査
    (気管サイズ測定)
    20,000
    気管支鏡検査20,000
    気管支洗浄15,000
    スクロールできます
    気管ステント手術650,000700,000

    よくある質問

    Q . 気管虚脱の治療方法は?

    A . まずは内科処置が基本です。運動制限や咳のコントロールを行います。治療に反応しない許容できない咳や呼吸困難の場合、外科処置が検討されます。

    Q . 内科治療の具体的な方法は何ですか?

    A . オピオイド系の咳止めが主な治療薬となります。 併発して心疾患や呼吸器疾患がある場合はそちらの治療薬も必要になります。二次感染を防ぐための抗生物質や気管支拡張薬を使用するケースもあります。

    Q . 他の病気との併発はありますか?

    A . 犬種的に僧帽弁閉鎖不全症などの心疾患や肺炎、気管支炎などの呼吸器疾患を併発しているケースが多く見られます。

    Q . 当院での気管虚脱、その他の呼吸器疾患の診断について

    A . 一般的には吸気時および呼気時のレントゲン検査で診断します。ただし、虚脱の形態が複雑なケースも多く見られ、水平方向に潰れるものはレントゲンで判断できるケースもあるが、垂直方向に虚脱をするケースの場合は診断が難しい場合も多いです。当院では外科的治療を検討するケースも多いため、CT検査、および気管支鏡検査、CアームによるX線透視下による診断を合わせて行います。実際レントゲン検査のみで気管虚脱ではないと言われてもCT検査では明らかに虚脱があるケースも非常に多いです。

    Q . 内科治療によるコントロール治療が難しい場合は?

    A . 当院では主に気管ステントをおこなっております。頸部気管および胸部気管ともに適応可能で、切開を伴わないため非常に短時間で終わる処置です。

    Q . 気管ステントとは何ですか?

    A . 生体に安全な特殊な金属の網で気管を内支えるインプラントを設置します。狭くなってる気管を内側から押し広げることにより気道を確保します。

    Q . 気管ステントとは手術ですか?

    A . 手術の定義にもよりますがメスを使ったり皮膚を切ったりの処置は行いません。麻酔下で行います。

    Q . 処置時間はどのくらいですか?

    A . 処置自体は10-15分程度です。ただし処置前の確定診断やインプラントのサイズ選択を同時に行う場合はその検査の時間がかかります。麻酔開始から目が覚めるまで1時間くらいになります。

    Q . 緊急で処置は可能ですか?

    A . 通常は気管虚脱の診断をおこない、ステントサイズの選択をおこない、適切なサイズを注文したから手術の予定を決めます。しかし、緊急で処置が必要な場合も多いため気管虚脱のケースの9割ほどをカバーできるステントの種類を準備しております。当日の処置も可能なことが多いのでまずはご相談いただければと思います。

    Q . 治療のゴールは?

    A . 気管虚脱の治療のゴールは咳をゼロにすることではありません。通常の生活を行うことができる呼吸状態をつくることです。残念ながら処置を行っても咳は大幅に改善するケース多いものの完全には咳がなくならないケースがあります。

    Q . 費用はいくらですか?

    A . 処置自体で65-70万くらいです。前後の検査内容により増減する場合もあります。

    Q . 気管ステントの実績はありますか?

    A . 現在世界的には外科的介入が必要な場合の第一選択となる処置です。日本では気管外インプラントが多く選択されるケースがあるものの、処置の侵襲性や適応できる症例が多いのが気管ステント処置になります。

    Q . 気管ステントの合併症はありますか?

    A . 処置後の起こりうる合併症はインプラントの破損、ステントのサイズを上回る気管虚脱の進行、肉芽組織の増生などが主なものです。手術中の期間ステントに起因する死亡率は極めて低いものです。

    Q . 手術中の死亡率は?

    A . いくつかの大規模なデータがあるものの0-7%と言われてます。治療実施時の肺炎等の症状があるケースだとリスクが高くなる傾向にあります。

    Q . ステントが破損した場合は?

    A . インプラントの破損や進行性の合併症が起きた場合は、改めてステントを行うことが可能です。

    Q . 肉芽組織の増生が起きた場合は?

    A . 内科治療による増生のコントロールや再ステントによる治療を行います。

    Q . 気管外インプラントとの違いは何ですか?

    A . 気管外インプラントは適応可能な場所が頸部気管に限定されます。また、気管周囲に設置を行うため、手術中に気管周囲の血管および神経の保存が非常に重要です。また、多くの場合インプラント自体を自作で製作を行う必要があります。治療の成功のためには外科医の熟練度が非常に重要な処置となります。

    気管ステントのメリット
    • 手術時間が非常に短い。(数時間か数十分かの違い)
    • 治療可能場所→頸部気管・胸部気管・気管支まで設置可能。(気管外インプラントは頸部気管のみ)
    • 費用は病院によります。
    • 設置するインプラント自作かFDA承認か。
    • 予後処置する外科医の差が少ない。

    メリットとしては上記が挙げられます。

    治療の流れ

    一般状態の確認・身体検査

    内科治療スタート

    お支払方法について

    咳のスコア表

    来院時の咳の状態を伝える上でご利用ください。

    エルムス動物医療センター

    柏の葉

    エルムス動物医療センターららぽーと柏の葉院は最新のCT機器を備えた動物病院です。
    年末年始を除く年中無休で診察をしております。病状を伝えられないペットたちにとって、早期発見・早期治療は重要なポイントです。
    当施設内では検査から治療/手術まで“その場で解決すること”を目指しています。
    院内にCT画像診断装置を保有しているため、高度な検査データをその場で診療に活かせます。検査データの有効活用や迅速な治療につなげることができます。

    スクロールできます
    病院名エルムス動物医療センターららぽーと柏の葉
    当院HP:https://eug.jp/kashiwanoha/
    所在地〒277-0871
    千葉県柏市若柴175
    電話番号04-7137-0577
    診療受付時間午前:10:00 – 12:00
    午後:15:00 – 19:30
    休診日年末年始 / ららぽーと柏の葉休館日

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